GWはどこかに出かけられましたか??
どこもかしこも混雑するので、
家で過ごすという方も多いと思います。
私はちょっとお休み気分を味わうため、
和歌山県にある総敷地面積15,000坪、
西日本最大級の『とれとれ市場』へ行くことに…。
魚介類の市場ですが、名産品なども売っています♪
そこで、思いがけず、
改めて勉強になった出来事がありました。
市場の中は、たくさんの小売店があり
試食販売の嵐なのですが、
その中でも一人の店員さんの
絶妙なトークに吸い寄せられました。
和歌山県産の生姜、梅生姜、じゃばらの
3種の飲み物を販売しているのですが、
それぞれの特徴を約10秒以内で
簡潔に説明しながら、
私に試飲用に並べていたものとは別で
新しくコップへ注ぎ、すすめてくれました。
店員さんはプロなので、
それぐらいは当然ですが・・・。
ところで、“じゃばら”というのは、
柑橘類の一種で独特の風味を持つ、
希少価値が高い果実です。
しかし、独特な風味というだけあって、
誰からも好かれる味ではないことも事実です。
遠い記憶でその知識があったので
ずっと避けていましたが、
店員さんのトークで一変しました。
それがコチラ、、、
「じゃばらは、クセがあるので
苦手という方もいますが、
そのクセが逆に物凄く好きという方もいるんです。
特にさっぱりしているので女性の方には好評です!
それに、花粉症やアレルギーがある方は、
症状がマシになるそうですよ…」
ということで飲んでみたところ、
そのトークの内容全てが
見事に自分に当てはまっていて、
即買いでした。笑
偶然かもしれませんが、
やっぱり店員さんの言葉や対応で
興味を持ち、後押しされたように思います。
その理由は、
・新しく試飲用を用意し特別感を出した
・商品の難点を前向きな捉え方で伝えている
・人気があることを伝えている
ポイントは、
商品には良さだけでなく、
人によっては好まれないところもあるわけで、
良いことだけではなく、
ありのままを伝えた上なので、
信頼が持てました。
変に誘導されているという感じがないのです。
例えば、先生は
こんな場面に遭遇したことはありませんか?
『この症状で悩んでる患者さんだったら、
○○を使ってもらえれば、
楽になるんじゃないかとわかっていても、
あまり言い過ぎたら変に思われるので、
どのように伝えて良いかわからない・・・』
しかし、良いところだけではなく、
ちょっと難点かな…とか、
気になるようなところも伝えた上で、
お話しされたほうが安心するのではないでしょうか。
さらに弊社で販売している、
“むくみ、冷え性、静脈瘤”
などにアプローチできる
アティーボの靴下の場合ですと、
『こういうタイプは、
圧着なので締め付けが苦手という方や
履きにくいと言われる方もいらっしゃいますので、
最初は多少違和感があるかもしれませんが、
その嫌な部分をなくすために、
不要な締め付けがない構造になっていて、
使っている方からも履いている方が楽と
よく言われます!』
など、当然、事実を伝えなければなりませんが、
もっといろんな伝え方もあると思います。
もしかすると、迷われている患者さんの後押しになり、
悩みも解消するかもしれません。
今回のことは、思わぬ出来事でしたが
改めて伝え方の勉強になりました。
他に、スーパーやアパレル関係の店でも
店員さんのトークに耳を傾けるのも
良いかもしれませんね。