「子供みたいにワクワクする~」とはしゃぎながら
初めて行く『変なホテル』に到着しました。
ある程度、HPやテレビでも観て知っていたので、
「実際ロボットってどんな感じ?」
「何をしてくれるの?」
と期待に胸を膨らませていました。
しかし、到着するや否や“ある事件”が起こったのです・・・。
とてつもなく大きい恐竜や電気で動いている魚、
多言語対応のロボット達がいて、
「すごーい!」と喜んでいたのですが、
チェックインをするために
機械で自分の情報を入力していたところ、
最後に何度もエラーが出るのです。
関西弁でもいけるのかな…と
恐る恐る音声でも何度もトライしましたが、
一向にチェックインできません。。。
そうこうしているうちに、
私の後ろは長蛇の列ができはじめ焦る一方です。
モニターには、「スタッフが来ます」と
表示されるのですが、なかなか来ません・・・。
5分ほど慌てふためいていると受付へ通され、
人間のスタッフさんに言われたことは、、、
「ご予約のお名前が間違っていました」
「ひぇーーーーーーーー」
「しまったーーー!間違えてたのか・・・」となったのですが、
??
そんな自分の名前をいまさら間違える???
となり、
「私が予約した自分の名前を間違っていたということですよね?」
と、念のために聞くと、
「ちょっとお待ちくださいね」と言われ数分待ち、
再度、人間のスタッフさんより言われた言葉が、、、、、
「申し訳ございません。こちらでの手入力の間違いです」
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
「そこはロボット(自動)と違うんかいっ!」
「で、だから人間が間違えてるんかい!」
と心の中でツッコミを入れて叫んでいました。笑
さらに、部屋では音声で電気をつけたり、テレビをつけたりできるのですが、
肝心の機械の電源が入らず・・・。
さらにさらに、ロボットが運んでくれるルームサービスが
メンテナンス中で使えず・・・。涙
ワクワクした気持ちが見事に打ち砕かれ、
一気に現実に引き戻されたかのようでした・・・。
そして、人間とAIの現実を知った日でもありました。
でも、スタッフのお姉さんにちょっと尋ねてみたんです。
「ロボットがいるってことですが、人間のスタッフさんは
どれくらいいらっしゃるんですか?」
スタッフさん 「全員で9人です・・・」
私 「ホテル内のこと全部するスタッフさんの人数ということですか?」
スタッフさん「はい・・・」
と、少しモジモジしながらも
ちゃんと笑顔で答えてくれたお姉さんに同情しました・・・。
平日だったとはいえ、お客さんもかなりいらっしゃいましたから、
それそれは大変だと思います。
そこで私が気づいたことは、
まだまだこれからAI化は進歩していくと思いますが、
人間のように臨機応変に対応できたり、
いろんな顔、表情で物事を伝えることって
機械にできる時がやってくるのだろうかと思うのです。
また、機械が発達しているもしくは便利なものに触れる度に
それが上手く反応しないと、逆に人間の良さが改めて分かるのです。
きっと、ホテルで働いているスタッフさんも実際、経験してみて
余計に人間の重要さに気づかれているのでは…と思います。
その状況、その立場になってみないと分からない、気づかない、
見えてこないものがあります。
そういった意味でも良い経験をさせてもらったなと思います。
帰る時には、ロボットにも慣れてかなり満喫し、
楽しんでホテルをあとにしました。
今回のことで改めて治療家の先生方におきかえて
考えさせて頂いたのですが、
治療院で物販を患者さんへご提供しているからこそ、
患者さんの身体のこと、日常生活のことが見えてくるものがあり、
それがさらに、先生の施術の幅や先生の意志にもつながっているのでは
ないのかなと思っています。
ですから、そのためにも私達ができる限りのことを
先生にご提供していきたいと思っています。
それでは、最後までご覧頂き誠に有難うございました。