突然ですが、思いも寄らないことが起こりました。
と言っても、そんなに大袈裟なことではないのですが、
機械音痴の70歳母が
ガラケーからスマホに切り替えたのです。
「えっ?そんなこと…?」
という感じかもしれませんが、
一番最初に携帯電話を持ったとき、
トランシーバーのように使ったり、
スマホへ切り替えの話しをすると、
「絶対イヤッ!」と拒否反応をしめしていた母が
スマホデビューしたのです。
その切り替えの決め手となったのは・・・・、
ということなのですが、
それは一旦置いておきまして、
その出来事が“あるお話”とリンクしたのです。
それが、
ファストファッション衣料品店GU(ジーユー)が
2016年8月期決算で、売上高1878億円(前年同期比32.7%増)、
営業利益222億円(34.8%増)ということで、
大幅な増収増益となり、
今もなお、商品販売が好調だが、
単純に安いからという理由だけでなく、
商売の本質を捉えていることがカギとなっているのだそうです。
その本質とは、このようなことです。
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GUも、単に安いからだけではなく、商品ラインアップに季節性、
ファッション性が入っていること、また、買う時に時間をかけず、
楽に便利に、という「利便性」を最大化していることなどが、
ユーザーに受けているのだ。
マーケティング、というか商売の本質は、
ユーザーの「悩みや問題」を解決すること。
インフレ、デフレにかかわらず、商売の原点に立ち戻って、
マーケティングをしている企業が好調なのだ。
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出典/引用:MAG2NEWS
http://www.mag2.com/p/news/228540
業界により、販売、提供する商品は違いますが、
やはり、お客様の「悩みや問題」を解決するということを
根本的に考えることが重要なのだと思います。
そのように思うと、治療院での物販の場合でも、
当然ですが、悩まれている患者さんに対して、
もしくは、気になり始めている患者さんのことを
まず根本に考えて販売、提供することが原点だと
改めて感じました。
また、この「悩みや問題」を解決することに注目すれば、
実際、使用されている患者さんのご感想は、
同じ悩みを抱えている方にとって共感でき、
「使ってみよう」ということにつながります。
つまり、患者さんの体験談にどれだけ影響力があるのか、
ということも表されているのではないでしょうか。
ですから、先生が物販を取り扱われているならば、
実際使用されている患者さんのご感想を多く治療院に掲載したり、
別の患者さんへもお話しされてはいかがでしょうか。
ところで、冒頭での話しに戻りまして、
母がスマホを購入した決め手は、
使用していた携帯電話は比較的、
高齢でも使いやすいものでしたが、
老眼で視力が落ちてきている母にとっては、
文字が見えにくかったらしく、悩んでいたらしいです。
画面にタッチすることに不安気でしたが、
スマホの画面は大きく、ディスプレイに文字や数字が
大きく表示されるので、それを見て考えが一転し、
長年の悩みが解消できるということで選びました。
様々なケースがあると思いますが、
ちょっと店員さんも驚いていました。
それにしても、母の思い切りに、
ちょっと「頑張ったね」と
改めて褒めてあげたいなと思います・・・。