昨日は節分でしたね。
先生は豆まきや恵方巻きを食べられたり
されましたか?
この節分の恵方巻き…
ご存知の先生も多いと思いますが、
これは、私の住む大阪が発祥の地です。
大阪の海苔問屋協会が海苔を沢山売るには…と
考えてあみ出したのが恵方巻き。
丸々1本ひとりひとり食べる事で、
巻き寿司が沢山売れる!=海苔が多く使われる!
と考えられた事から、この恵方巻きが
売り出されるようになりました。
それが、全国へと広がって、
今では、豆まきをされるご家庭より、
恵方巻きを食べられる家の方が多いのだとか。。。
この恵方巻き、食べると福が訪れると
言われていますが…
本来の節分はどうなのか…??と
疑問に思ったので、調べてみました。
節分とは…(ウィキペディア調べ)
節分(せつぶん/せちぶん)は、雑節の一つで、
各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)
の前日のこと。
節分とは「季節を分ける」ことも意味している。
江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)
の前日を指す場合が多い。
この場合、節切月日の大晦日にあたる。
一般的には「福は内、鬼は外」と
声を出しながら福豆(煎り大豆)を撒いて、
年齢の数だけ(もしくは1つ多く)豆を食べる厄除けを行う。
また、邪気除けの柊鰯などを飾る。
これらは、地方や神社などによって異なってくる。
以上だそうです。
ここから見ると…。
巻き寿司なんていう言葉は
ひとつも出てきませんね 笑
本来は、厄除けをメインとし、
悪者の象徴とされる鬼を豆で退治する事で、
邪気を払い、豆を歳の数だけ食べることで、
無病息災を願う節分が、
いつの間にか、邪気払いはせず、
幸福が舞い込むと言われる恵方巻きの方が
節分行事のメインになっている…。
これってもしかすると
全国に広まり受け入れられているとすると、
これはあくまで私の見解ですが、
世の中の流れとニーズにマッチ
しているのかも知れませんね。
節分時の家中に豆をまく厄払いではなく、
恵方巻きを食べて福を招く方にシフト
されていった。。。。
いくら、昔からの風習とはいえ、
その時代時代で変化していく事も
ひとつの行事を続けていくには
大切なことなのかもしれません。
こう思うと、今までの常識や固定観念も
少しの事でひっくり返ってしまうことも
あるのかも知れません。
現代はとても情報量が多く、
さらには、時代の流行もものすごいスピードで
変化していっています。
そのスピードにのることは無くとも、
いつも変化できる柔軟性を持たなくては
いけないな~と恵方巻きをほおばりながら
思った次第です。
先生も治療院業界の変化や、
施術の変化、更には経営の変化など、
どんな変化を産み出していかれますか?
そんな事を少しでも考えるきっかけに
して頂けると幸いです。