2月です!!
もう、2月です!!早いですね。。。
そして、寒さがまたまた厳しくなってきました。
今朝車に乗り込み温度計を見たら、
-2度と表示されていました。。。寒!!
空気も乾燥して、インフルエンザや
風邪も流行っているようですので、
先生もお気をつけください。
さて、本日のテーマですが、
「患者さんの言葉が本当にわかっていますか?」です。
いやいや…わかっているよ同じ言語なんだから…と
突っ込みをいただくようなタイトルですが。。。
先日アメリカ人の方と
日本人でアメリカに留学をされて、
帰国し日本で企業をされている方達と
お話しをする機会がありました。
その時、表現方法の違いが話題になったのですが…。
先生もご存知の通り、
英語はアルファベット26文字で表現されます。
日本語はひらがなだけで50音で表現され、その他
カタカナ・漢字なども入ってきます。
数が多いから、良いとか悪いとかではなく、
この文字数が多い事により、必然的に表現方法が
多用になり、一つの物事においても
言い回しが沢山ありますよね、
というお話になりました。
例えば、雨が降っているときに、
聞こえる雨音を英語ではどう表現するか
ご存知ですか?
聞いた所によると…。
先生はご存知かもしれませんが、
「noise」ノイズという表現になるようです。
いわゆる音・物音・雑音・騒音の
ノイズでひとまとめされるそうです。
小降りの雨も大嵐の雨も同じなのだとか。
日本の場合だと、
小雨なら…
・しとしと
・ぱらぱら
・霧雨 などの表現がありますよね。
さらに大雨だと、
・ザーザー
・ゴーゴー
・大粒の雨 などがあります。
こう書くと面白いですし、
この表現で雨の降っている
情景が目に浮かびますよね。
ここからも解るように、英語では解釈できない
表現が山ほどあると言う事になります。
その時はそんな話しで盛り上がったのですが、
ふと思った事がありました。。。
そうなると、痛みひとつにとっても色々あると。。。
先生も思われませんか?
痛い…の表現にも
・ずきずき
・ちくちく
・重い
・だるい
・シクシク
などなど、様々な表現がありますよね。
これも又、地域によっては方言なども入り、
違ってくると思います。
そう思うと、患者さんが言われる痛みを
本当の意味で理解するのは
難しいのかもしれませんよね。
しかしながら、多くの表現方法があるのを
解っているからこそ、そこをくみ取る力は
日本人にはあるのもまた確かです。
その場の環境や状況から導き出される表現方法…。
それを又理解出来るのは、日本人ならではの
特技なのかもしれませんね。
アメリカ人の方もお話しされていましたが、
「曖昧な表現が多い日本語が、私は好きです♪」
と言われていました。
言葉そのものの、裏に隠された
感情の表現をどれだけくみ取る事ができるか、
又、感じる事が出来るかが肝心なのでしょうね。
患者さんとの会話の中の、患者さんの言葉の
本当の意味を少し感じながら施術されると、
患者さんの違った一面が垣間見る事が出来るかもしれません。