新年が始まり、患者さんもお仕事や、
学校も通常通りにはじまりそろそろ、
日常を取り戻されているのではないでしょうか?
先生も仕事はじめはスムーズに始まりましたでしょうか?
私といえば、先週末に実家の祖母が亡くなりました。
年末から調子が悪く入院していたのですが…。
そんな事もあり、お正月に帰ったばかりの実家へトンボ帰りをしていました。
先生もお身内の方を亡くされた経験もあるかと存じますが、私も今回、
父方・母方の祖父祖母で最後の祖母でした。
亡くなったのが土曜日の早朝と言う事と、成人の日の祝日も含め3連休とも重なり、
葬儀まで丸2日自宅に連れて帰る事になりました。
私が、実家に戻った時には既に家に帰って
いたのですが、経験されている先生も多いと思いますが、
枕元のお線香を絶やさないように、
ずっと取り替えをしないといけないですよね。。。
ここで、本日のタイトル、
『便利さの追求はなまけ心から?』になるのですが、
先生は1本のお線香はだいたいどれくらいの時間もつかご存じでしょうか?
お線香の長さにもよりますが、一般的には30分~40分程です。
日中は時間を気にしながら取り替えていたのですが、問題は夜ですよね。
皆で交代しながら取り替えていこうかと
話しをしていたら、葬儀屋さんが、
素晴らしいお線香を持ってきてくれたのです。
ご存知の先生もいらっしゃるかもしれませんが、
渦巻き状になったお線香で、なんと!!
12時間もお線香の火を絶やすことなく、燃えていてくれるのです。
蚊取り線香のお線香バージョンみたいな感じです。
このアイテムに親族一同感心のため息 笑
一晩の事なら何とかいけるかな!?と
思っていましたが、今回は二晩ありましたので、
このアイテムは本当に助かりました。
この渦巻き線香の発想!!
もしかしたら不謹慎に思われる先生もいらっしゃるかもしれません。
お線香の火を絶やさず取り替える事こそが、
故人に思いを馳せる時間であっても良いのかも
しれませんし、本来はそうあるべきだとも思います。
私も正直最初は、これいいのかな…と
ちょっと罪悪感に似た感情があったのも事実です。
しかし現実は、葬儀の準備やら打合せやらで何かと
バタバタしているのが現状です。
我が家はそれでも親族が多い方だと思いますので、手分けする事もできますが、
なかなかそうも行かない方もいらっしゃると思います。
きっとそんな方の役に立ちたい!!という思いから、
この渦巻き線香が作られたのではないのかな…と勝手に思ってしまいました。
タイトルの様に、
『なまけ心』はちょっと言い過ぎかもしれませんが、
便利を追求する事で新しい便利アイテムが
開発されていくんだな~と改めて感じました。
これは、今回のお線香にかぎった事でもなく、
世の中には便利グッズと言われる商品は山ほどあります。
いままで手間暇かけてしていたことが、一瞬で出来てしまう…。
それを、良し!とするか嫌…それは…とするのかは、
本人次第ではありますが、少しでも良いかも、と思うものがあれば、
偏見で駄目だ!と捉えず、実際に使ってみよう!!と今回の件で更に思いました。
先生も、躊躇している事があれば、
一度取り入れてみて、判断されることをお勧めします。
何事もやってみないと解らないですね。
最後に、荼毘にふされ骨になった祖母をみて、
人間必ず最後があり、人生を終えて行くのだな…と強く感じました。
そう思うと、肉体のある今のうちに、何でもやらないといけないですね!!