さて、本日のメルマガですが、「明らかに違う○○化」です。
何となく予想出来ると思いますが、○○に入るのは
差別の2文字です。
この差別化という言葉ですが、良く治療院業界の中でも
使用されますよね。
他院との差別化を図りなさい!などの言葉は耳にタコが
できるほど、聞いている言葉だと思います。
この差別化の意味をはき違えている!
というお話をあるセミナーで聞きました。
正直私も、若干勘違いしていた方でした 汗
もしかしたら先生方も勘違いされているかも知れませんので、
シェアさせて頂きたいと思います。
「差別化は優位性である」という勘違いです。
差別化とは本来、「違い」です。
「?」と思われた先生もいらっしゃるかもしれませんので、
簡単に言いますと、
本屋さんを想像してみてください。
本棚に、良く成功本が並んでいるのを見かけると思います。
・「売り込まなくても勝手に売れて年収○○アップ」
・「これさえ読めば1ヶ月で売上げアップ」
・「成功する○○箇条」
などなどです。
それぞれ差別化を図りアピールしているタイトルの様では
ありますが、
これだ!!と迷わず手に取るような違いは見当たりません。
つまりは比較検討されているということは、差別化には
なっていない…と言う事になります。
では、比較検討される差別化とはどの様な事かと言いますと、
その1
===
【対象を絞り込む】ことです。
万人に響いて欲しいのはもっともですが、あえてターゲットを
絞り込むことで、違いがはっきりしてきます。
例で例えるなら…
「30代のあなたに実践して欲しい10箇条」
みたいな感じです。
受けとる側にしてみたら、「私だ…」と思わせることです。
その2
===
【結果を差別化する】です。
治療院で考えると、先生が患者さんに与える事が出来る結果は
沢山あります。
しかしながら外に打ち出す言葉はあえて一つに絞ってみる事です。
そうすることで、上記とも重なりますが、「私の症状だ!」と
特定されます。
その3
===
【関係性】の差別化です。
治療院でいうと、先生と患者さんとの関係性を深めていく事です。
患者さんが信頼を寄せてくれれば、ずっと患者として通い続けて
くれます。
それには、患者さんが何を求めているのか…を常に意識し
提供していく事が重要となります。
その4
===
【ゴールを差別化する】
最終的に何をゴールとするかと言う事を明確にすることです。
そして、それを共に解決していきましょう!という姿勢を
見せていく事です。
患者さんと先生の関係で言えば、患者さんの痛みや悩みを
一緒に解決していきましょう!という姿勢です。
患者さんはこの先生なら解決してくれるかも…と思って
頂ける事で、他治療院との差別化になります。
以上4つの差別化をご紹介しました。
先生も取り組まれている事も多々あったと思いますが、
再度「差別化」になっているのかな?と
もう一度考えるきっかけになると幸いです。