さて、本日のテーマですが、『物を売る罪悪感…。』です。
先生は、治療院で物(商品)を扱う事はどの様に感じて
いらっしゃるでしょうか?
治療院物販をはじめてから、多くの治療家の先生から聞く
一つの共通点があります。
それは…。
「私は手技療法家であって、物売りではない…!!」
というお言葉です。
もちろん治療家の先生方は、手技で患者さんの
身体の痛みをとり、癒やされ、施術料として
代金をもらわれています。
それでは少し目線を変えて、他の手技・技術を使われている
業界はどうでしょうか?
美容師さんもそうですよね。
髪の毛を切るという手技にお客さんは代金を支払われます。
歯医者さんもそうですね。
虫歯を治したり、メンテナンスを行い代金を頂かれています。
他には、エステサロンもそうですね。
こうして考えてみると、結構手技をメインとして代金を
頂かれている業種はあります。
では、ここでちょっと考えてみると、
美容院は、シャンプーやトリートメント
ドライヤーやサプリメントを販売されています。
歯医者さんはどうでしょうか?
私が行っている所では、歯ブラシや歯磨き粉なんかも
販売されています。
エステサロンもそうですよね。
お化粧品や美容サプリメントを扱われて
いるサロンさんも多い事でしょう。
ここまで書くと、もう勘のいい先生は
お解りかとおもいますが、
案外、手技+物(商品)を扱われている
所が多いということです。
では、どうして物を扱われているのでしょうか?
もちろん、売上げるためもあるでしょう。
しかしそれだけでしょうか?
私が思うに、来て頂いた患者さんやお客さんにより良い状態を長く保ってほしい…
という思いからではないでしょうか?
もし、先生が少しでも、物(商品)を扱う事に罪悪感を
持たれているようでしたら、
ちょっと他の業種をみられることを
お勧めします。
そうすると、なぜ扱っているのか…と
いう本当の所が見えてくると思います。
そして、もう一点!
扱う商品は先生が、
「これはいい!!」
「患者さんに必要だ!!」
と思う商品が一番です。
何故なら、その商品について先生も
興味があり情報収集や体感をしようと
思われるからです。
その思いは必ず患者さんに伝わります。
先生が良い!!と感じられる物は
先生のところへ通っておられる患者さんなら、確実に良い
と思って頂ける商品になるからです。