7月に入り一気に暑くなりはじめました。
私の住む地域では、朝に蝉の声が聞こえはじめ、
本格的な夏到来です。
夏は何かと開放的になりますし、
楽しい事も沢山ありますが、
夏バテには注意が必要ですね。
皆様もお身体にはお気をつけくださいませ。
さて、本日のテーマですが、
「五感に訴える」です。
この五感ですが、治療家の先生方は、
とても身近な言葉かもしれません。
五感とは。。。。
視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚のことですよね。
では、この五感に訴えるとは
どういうことなのでしょうか。
先生は患者さんと接するとき、どの様な感じで
コミュニケーションをされていますか?
コミュニケーションには、
2つの種類があると言われています。
言語的コミュニケーションである、
話す内容でのコミュニケーション。
もう一つは、身振り、手振り、表情、声のトーン
など実際の会話内容以外での
非言語的コミュニケーションです。
この非言語的コミュニケーションが、
コミュニケーションにおいて、
なんと全体の7、8割を占めていると言うのです。
と言う事は…。
話しの内容より、どのように
話すかがインパクトは大きいようです。
確かに、思い返してみると、
ジャパネットたかたをご存知ですか?
あの、社長さんの話す声のトーンや
身振り・手振りや、間がとても印象的ですよね。
そう思うと、視覚的要素、聴覚的要素、嗅覚的要素、
味覚的要素、身体的要素など、相手の五感で感じられるものが
含まれています。
『目は口ほどにものを言う」と
いうことわざもありますが、
コミュニケーションにおいて、
言語的コミュニケーションは
もちろんですが、
その内容を伝える時の、表情・声のトーン・話し方が
その言葉の印象を決めているのではないでしょうか?
そして更には、何かを患者さんに伝えようと
するときは自分自身がその、伝えたい事・ものの実体験が
何より必要になるります。
単純に説明書だけを読んで、
その商品を伝えようとすると、
必ず、言語的コミュニケーションになります。
しかし、実際自分での使用してみたり、
知識を得るために行動したことは、
非言語的コミュニケーションとして
相手に訴える事が出来るのではないでしょうか?
先生が患者さんに何かをお伝えしたいとき、
この2つのコミュニケーションを
頭の片隅におかれてお話をされて
みてはいかがでしょうか?
もしかしたら、患者さんから意外な反応がかえってくるかも
しれませんね。